◯農林水産委員会委員長(高橋修一) 農林水産委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案三件について審査の結果、いずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。

 以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。

 「青森県国営土地改良事業負担金等徴収条例の一部を改正する条例案の主な内容と、改正に至った経緯について伺いたい」との質疑に対し、「国営平川二期土地改良事業において整備している頭首工や分水工等の遠隔操作を行う農業水利制御システムに、国営事業の負担割合の特例措置が適用となる受益面積百ヘクタール未満の大和沢頭首工の制御を取り込む整備に対して、地元負担率を定めるものである。また、改正に至った経緯としては、大和沢頭首工に係る制御システムの整備については、国営事業のシステムに組み込み、一体的に操作することで維持管理の低減が期待できるため、事業費の負担団体である弘前市ほか六市町村及び津軽平川土地改良区が国に対して要望したものであり、今般、国、県及び負担団体による本特例を適用した事業実施の協議が調ったことから、当該施設に係る地元負担率を条例に追加することとしたものである」との答弁がありました。

 このほか

一つ、県産酒消費需要拡大対策事業の取組について

一つ、青森県県営土地改良事業分担金等徴収条例の一部改正に伴う新規地区の農業者負担について

等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。

 以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。