2017年10月10日:平成29年第291回定例会(第7号)   本文

◯議長(熊谷雄一) 商工労働観光エネルギー委員会委員長、二十六番高橋修一議員の登壇を求めます。──高橋議員。

 

◯商工労働観光エネルギー委員会委員長(高橋修一) 商工労働観光エネルギー委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案第一号「平成二十九年度青森県一般会計補正予算(第一号)案」中所管分及び請願一件について審査の結果、議案については満場一致をもって原案どおり可決いたしました。

 以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。

 「青森─ソウル線増便対策事業の取り組み内容及び今後の韓国からの誘客対策について伺いたい」との質疑に対し、「十月末からの青森─ソウル線の週五便への増便は、平成七年の就航以来初のことであり、韓国人観光客増加の好機であることから、韓国旅行会社と共同で冬の観光コンテンツの認知度向上と個人旅行者の増加を目的として、広告プロモーションを行うとともに、韓国旅行会社の協力を得て、県内観光コンテンツの評価と旅行者のニーズ分析を目的として、利用者を対象にアンケート調査を実施することとしている。また、増便に先立ち、大韓航空と共同でオンラインプロモーションを実施して増便の告知と本県の認知度向上を図ることとしている。さらに、増便によって三泊四日の旅行商品の開発が必要となったことから、韓国旅行会社の商品造成担当者を対象とした視察旅行を実施し、新規旅行商品の造成を促進するなど、週五便の継続、定着に向けて、さらなる誘客に取り組んでいくこととしている」との答弁がありました。

 このほか

一つ、産業人材の確保・育成について

一つ、風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業の内容について

等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。

 また、請願の審査結果については、お手元に配付の委員会報告第二号のとおりであります。

 以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。